「手作りメッセージカードは難しい」と思っている方も多いようですが、文字を書いて、イラストを描くだけでも手作り感のあるメッセージカードになります。でも、それにプラスワンがあると、よりおしゃれに見えますね。
そこでここでは、よりおしゃれに見せるための簡単なアイデアを紹介しましょう。センスアップ間違いなしのメッセージカードが手作りできるはずです。
多彩なデコレーションアイテムを使って、より華やかに
デコレーションは装飾という意味ですが、略して「デコ」あるいは「デコる」という言葉もよく使われますね。いろいろなデコを使って、アレンジを加えましょう。
ラインストーン、スパンコール
小さな宝石のような形をしたラインストーンやスパンコールはメッセージカードをにぎやかにしてくれます。光が当たるとキラキラと輝くため、メッセージカードをより引き立ててくれますね。
平らな面にのりをつけて貼るだけなので簡単にできます。ただしこすれて剥がれることもあるので、丁寧に貼り付けましょう。
リボン、糸
ただ貼り付けるだけでも華やかになりますが、結び目を作ったりするとアクセントにもなりますね。クリスマスカードには赤と緑というように、色の組み合わせを考えるのも楽しくなりそうです。
押し花
相手が女性であれば押し花をデコるのもいいでしょう。押し花は自分で作ると何日もかかって大変と思う方が多いかも知れませんが、電子レンジで簡単に作ることができます。
また、100円ショップやネットショップなどで市販されているものを使う手もあります。お花をデコることで華やかになることはもちろんですが、優しい雰囲気のメッセージカードにもなります。
折り紙
折り紙を切り貼りして形を作るのもいいですが、お花やケーキ、ハートなどの形、動物、キャラクターなどを折ってメッセージカードに貼るのもおすすめ。お子さま向けの可愛いカードになりそうですね。
マスキングテープ
メッセージカードに手作り感をプラスするのに、一番重宝するのがこのマスキングテープです。色や柄、幅などバラエティに富んでいますから、よりオリジナリティ感が出せますね。
縁に貼ったり、真ん中に貼ったり、装飾として用いたりと、使い方もいろいろ。価格もお手頃ですし、使い勝手のいいアイテムです。
シール
シールを貼れば簡単に装飾することができます。種類は無限にありますから、相手のことをイメージしながら、どのシールを選んでください。
普通のシールだけではなく、立体的なシールや、ビニール素材などのシール、メッセージ入りのシールを使うなどで遊び心を表現するのもポイント。100円ショップなどで売っているシールタイプのフェルトで手作りするのもgoodですね。
コラージュ
コラージュとはのりで貼り付けるという手法です。紙や写真、その他のものを用紙に貼り付けていくことで、メッセージカードをより個性的にすることができます。
きれいに並べるのもいいですし、段々に並べたり、重ねて貼り付けたり、いろいろな方法があります。
手書き文字も工夫次第で個性的な文字に早変わりする
手書きのメッセージを書いた後、「何か物足りない」と感じることもありますよね。そんなときに簡単な文字の装飾方法を覚えておくと、メッセージカードのセンスがグーンと上がります。
文字の丸を色で塗る
一番簡単なのがこれではないでしょうか。例えば、「る」や「な」などにある丸の部分に色を塗ってしまうことです。手が少し加わるだけで、違いが出せますね。カタカナや漢字、欧文でもできます。
文字のはじを丸にする
文字の書きはじめや終わりに黒丸をつける方法です。簡単なのですぐにできますね。黒丸以外に、横棒を垂直につけるという方法もあります。
文字に影を作る
メインとなる文字を書いたら、その右下に線を入れていく手法です。どこに何色の影を入れるといいか、一度練習してから本番に臨むといいですね。難しそうに見えますが、練習を繰り返せば実は意外と簡単ですよ。
文字を四角で囲ってみる
書いた文字を一文字ずつ四角で囲ってみるのもいいでしょう。丸でもいいですね。あえて文字を一直線に描かないで、段をつけると遊び心も表現できますね。
デコレーションペンを使う
文字を書くだけで装飾されるのがデコレーションペンです。例えば、ラメ入りのペンやグラデーションになるペン、立体的になるペンなども市販されています。
通常の色のついたペンを使うよりも、カラフルで見た目も可愛らしいメッセージカードになります。オリジナリティもワンランクアップしてくれますね。
紙質やカラーも選べば、より手作り感のあるメッセージカードに
手作りメッセージカードのアレンジの仕方について、意外と知られていないのがカードの種類です。カードを選ぶ際に紙質や色について考えたことはなかったという方がほとんどでしょう。そこで紹介したいのが、二十一世紀印刷の「.jam」というメモ帳です。
タイプが「color」「texture」「hologram」の3種類あり、それぞれに特徴があります。特に紙質にこだわってみたいという方におすすめなのが、「texture」です。この「texture」は50枚入りですが、その50枚すべての紙が違います。
ミューズラフィーネやエンボスサンバ、両更クラフトなど、高級感のあるものや凸凹しているもの、クラフト感のあるものなどが揃っています。プレゼントや、デザイン、贈る相手のイメージなどに合わせて選ぶことができますね。
さらに金紙や銀紙のようなキラキラした8種類の用紙が5枚ずつ入っている「hologram」は高級感を出したいときに、「びわ」や「コスモス」といった珍しい色も含めて33色の用紙が2枚ずつ入っている「color」はカジュアル感を出したいときピッタリでしょう。
まとめ
簡単なアレンジの仕方を覚えておけば、メッセージカードはすぐに手作りできます。作り始める前に、デザイン画を描いて、考え方をまとめておくようにしましょう。
また、紙質にもこだわると、よりメッセージカードにオリジナリティが出せます。ぜひ紙質や色などにもこだわって、メッセージカードを作ってみてください。